受験生必見!合格から門出へ直行!大井川鐡道の門出駅へ行ってみたよ
静岡県島田市にある大井川鐡道の門出(かどで)駅へ行ってみました!
門出駅は2020年11月12日に開業した駅で、大井川鐡道としては1985年以来の新駅とのこと。開業ににともない隣の五和(ごか)駅を合格(ごうかく)駅に改め合格から門出へと縁起の良い路線としてPRしています。
駅名標です。縁起の良い水引をデザインに取り入れています。門出を祝う意味が込められているそうです。良いことがありそうですね。
門出駅はJA大井川・島田市・大井川鐡道・中日本高速道路の4社が新東名高速道路島田金谷インターチェンジ周辺の交流拠点として整備した商業施設「KADODE OOIGAWA」へのアクセス用として開業しました。
かつて大井川鐡道を走っていたC11 312
「門出」駅に隣接する建物の一角に、C11 312が静態保存されています。
大井川鐡道では、全国の鉄道から一旦姿を消したSLを全国に先駆けて動態保存も行っており、現在でも4両のSLが日常の運用で使用されています。ほぼ毎日運行し活躍を続けており全国からファンが訪れています。
また大井川鐡道では子供に大人気のキャラクター機関車トーマス号の運行もされているため、鉄道ファンだけでなく、家族連れにも楽しめるスポットです。
運が良ければ、SL「かわね路号」やトーマス号が駅を通過する姿が見られるかもしれませんよ。※門出駅にはSL、トーマス号ともに停まりませんのでご注意ください。
駅隣接の建物内の「TOURIST INFOMATIONおおいなび」の一角には、プロソフトクリーマー森川勇一郎氏プロデュースのSLソフトクリーム専門店「A STATION KIOSK」があります。
SLソフトクリームには、漆黒・煙・ミックスがあり、「漆黒」は蒸気機関車をイメージした真っ黒なソフトクリームで濃厚なチョコレート味です。「煙」は蒸気機関車の煙をイメージした灰色のミルクソフト。「ミックス」は「漆黒」と「煙」のミックスになります。
両方食べたかったのですが、あいにく「漆黒」以外は売り切れでした。漆黒は濃厚なチョコレート味ですが甘すぎず食べやすかったです。ちなみに食べた後の舌は、、、真っ黒になります。黒くなった舌を見て、祖母が昔SLに乗った際トンネル内で窓を閉め忘れて顔がススで真っ黒になったという笑い話を思い出しました。
門出駅と連絡通路で繋がっている「KADODE OOIGAWA」にも森川氏プロデュースの「門出ソフトクリーム」のお店があります。こちらは3段階の濃さから選べる煎茶ソフトやうす茶糖や静岡おでん味噌などの静岡名物を使用したご当地ソフトが楽しめるそうです。
「KADODE OOIGAWA」は9時~19時の営業ですが 「A STATION KIOSK」は10時~17時の営業です。
駅隣接の建物内の「TOURIST INFOMATIONおおいなび」は島田市観光協会が運営をしている観光案内兼物産販売所です。
観光や体験プログラムの案内「大井川でやるべき100のこと(創作型観光パンフレット)」等を配布し、大井川流域の魅力を発信しています。
人気コミックス「ゆるキャン△」の10、11巻の舞台となった大井川流域。ゆるキャン△ファンやキャンプ好きの人たちで賑わっていました。「ゆるキャン△大井川流域限定グッズ」やコラボ商品も販売されていました。
地元を盛り上げていこうという心意気が感じられる工夫が随所にされており、応援したくなりますね!
2021年12月1日より~日本発!合格祈願 切符型絵馬が販売されているそうです。この木製絵馬(660円)には、色々な仕掛けやサービスが付随されているそうです。
頑張る受験生に、島田市の智満寺でお祓いされた「合格ゆき切符」買うしかないでしょ!
詳しくは島田市観光協会↓まで
http://www.shimada-ta.jp/tourist/tourist_detail.php?id=191
今回は時間がなく入れなかったのですが、門出駅の建物内には農家レストラン「Da Monde」があります。「だもんで」地元の方言で「だから」という意味です。
ふじのくにマエストロシェフ・西谷文紀氏が監修した地元の新鮮野菜を中心とした創作料理をビュッフェ方式で楽しむことができます。
大きな窓からは大井川鐡道の線路を眺めて食事ができるので、時にはSLを見ることもできそうです。
次回はぜひお食事させていただことおもいます。