この頁 では ー
ヒザにのるネコ が
ねんどの高い液体になり
マントルのように
ズルズルとこぼれてゆく
「 猫 」のお話しです。
イグノーベル賞 とは
1991年に
マーク・エイブラハムによって
創設された
ノーベル賞のパロディで
ひとびとを笑わせて
サラニ 考えさせるコトガラを
リッパなエライひとたちが
大まじめに
研究した成果にアタエられる
国際的な賞のコトです。
なまえの由縁 は ー
ノーベル賞の創設者の名前
プラス➕
否定をあらわす接頭辞「 ig 」を
あわせた造語です
公式のパンフレットには ー
架空の人物
イグネシアス・ノーベル なる
人物の遺産で運営されているとの
記述もあったりします
最初にアゲた本題「 猫 」は ー
2017年のイグノーベル賞で
ワダイを呼んだ
「 猫は固体かつ液体なのか? 」
にそうモノで
この年のテーマは ー
「不確実性」でした。
以前から
ネット界隈では ー
段ボールのナカやセマイ空間を
液状化する「 猫 」についての
写真やドーガを
たくさん 見つけるコトが出来ます。
液体 とは ー
容器にあわせカタチを変えるコト
ネコをカゾクとする方なら
きっと
わかるわかるな風景 です。
わが家にもカツテ
アグラの隙間や
小さなボール箱がダイスキな猫がいて
あらゆる場所で ー
液化していました。
カレは台風の日に
わが家のカゾクになりました。
大雨のナカ
コンビニエンスストア前で
悪いモノを食べたのか?
嘔吐した跡もあり瀕死の状態でした。
数日でげん気を取り戻しましたが
ノラ特有の腎臓の持病アリでしたが
約3年の月日を
私たちと暮らすコトが出来ました。
水 は おん度によって
↓
カタイ「 氷 」になり
↓
わかすと「 湯気 」になります
ネコはモチロン コタイ ですが
わが家のカレも
時には液状になり
固体のスガタで笑顔をふりまき
おだやかな春 に ー
天に気化しました。
いまでも
やわらかな肉球 や
お日さまのにおいのするヒタイなど
不確実性のなかにでも
確かなモノとして
ココロが憶えています。
不確実な毎日のナカ
すこしでも笑顔でいるために
カレラのように
私も柔軟に
かたちをかえてゆこうと考えます
この頁 では ー
ひともココロも
液化するコトのたいせつさについて
いつもの かえで が ー
お届けいたしました